役所の会計はお小遣い帳
子供の頃にお小遣い帳をつけるように言われた人もいると思います。
現金の出入りを記録するのですが、役所の会計もそういう感じです。
企業の会計では、「発生主義」といってその事実が発生したときに記録します。
例えば、ある時に掛け売りをしたら売掛金を計上し、回収したときに現金に振り替える、
というようにします。
ところが役所ではお小遣い帳ですから、現金のやりとりがなければ記録されません。
しかし、道路整備など作業と支払いに間があるようなことでは管理が難しいので、他の管理項目も使われます。
次回は、これともう一つのトピックである「予算単年度」について書こうと思います。